コロナ危機の今だからこそ改めて居抜き物件の価値について考える

今日は退去予定の貸店舗で、新規出店を検討されているお客様の内覧がありました。

まだ入居してから何年も経っていない、綺麗に造作が施された内装が、次に出店される方に引き継がれることは色々な意味で大きなメリットがあります。

例えば、

  • 退去費用の節約
  • 新規出店の初期投資の節約
  • 内装のスクラップアンドビルドが少なくなることによる建物への負荷軽減
  • エコ

など、実に大きな波及効果が出てきます。

ところで、昨今の新規出店においては、内装工事等の初期費用節約を狙って居抜き店舗がとても人気ですよね。

そして、もう一方の当事者である退店者も原状回復費用の節約だけでなく、

内装造作の譲渡による収入を期待して、内装造作の譲渡先を事前に探す動きが活発です。

それについては注意点など、私の考えをまとめたもう一つのブログの記事がありますので、良かったら下のリンクをクリックしてご覧ください。

個人的には、何でも程々にしておくこと、お互いにメリットがある中間点を見つける事が大切なのかなと考えています。

また、コロナ危機が続く現在、事業者にとっては、お金もさることながら『時間』が何よりも大切な資産になると思います。

『時間』を切り口に居抜きについて改めて考えてみると、様々な解決の糸口が見えてくるのではないでしょうか。

居抜きで店舗を撤退する時にトラブルになる最大の原因とは?