観光地としての箱根開発はいつ頃から?

今日は箱根にやってきました。

せっかくなので、少しだけ箱根の観光地開発の歴史を本(『図解不動産業 不動産業の歴史入門』)で調べてみました。

温泉地としての箱根の歴史は、江戸時代以前よりあったと記憶していますが、

こと現代にもつながる別荘地・観光地としては、西武グループの創設者、堤康次郎さんの功績が大きかったようです。

堤さんは、軽井沢の別荘地・観光地開発に着手した翌年の大正8年に、

箱根の強羅、仙石原、芦ノ湖畔でも別荘地や観光地の開発を始められました。

当初は堤さん個人として開発事業を進めていたそうですが、

その後、これらの事業の経営を行う箱根土地という会社を設立し、

その会社がその後、西武グループの中核会社である国土計画(後にコクド、現在はグループ再編でプリンスホテルと合併)となったそうです。

その後、堤さんは、東京市内やその近郊で学園都市の建設や住宅地の開発事業にも進出されたとのこと。

大泉学園都市や小平学園都市、国立学園都市などです。

今日は、私は小田急グループの施設を利用させてもらいましたが、

こういった先達の功績を感じながらその土地を散策すると、なんだか少しタイムスリップしたような感覚で新鮮な気分に浸れる気がします。

今日は、紅く染まった紅葉の丘や、辺り一面のすすき野原で身も心も癒されました。

でも、歩き過ぎて明日が心配です、涙