WindowsアップデートによるOfficeのエラーから考えるいざという時への備えと心構え

昨夜、仕事を終えてパソコンの電源を切る前に、Windowsアップデートの通知が出たので、時間的にも余裕があったので実行することにしました。

OSであるWindows10のバージョンアップの更新プログラムだったようで、だいぶ時間がかかりましたが(汗)やっと更新が完了し、今度こそ電源を切って仕事を終えようとしましたが、何となくふと思い立ってメールソフトのOutlookを立ち上げてみたら、

製品のライセンスを確認できませんでした。コントロ-ルパネルを使ってOfficeプログラムを修復してください。

という訳の分からない不気味なメッセージウインドウが出てきました。

とりあえずはそのウインドウを消してみると、

今度は「このソフトの試用期間はあと〇日です。」というようなメッセージが出てきて、これは何か異常事態が起きたことにやっと気付き、何とかしようと色々試していると、

しばらくすると「このソフトの試用期間が過ぎました。一部の機能しか使えません。」というようなとんでもないメッセージが出てきました。

メールソフトOutlookの画面も何となくいつもと違いモノクロ的な感じでした・・・汗

「やばい!Officeが使えなくなってしまった!明日から仕事ができなくなるぞ!何でこんな忙しい時に限って!」

と焦りが増し、夜中までネットで色々調べ、ありとあらゆることを試してみました。

officeが壊れてしまったのではないかと推測し、一回はofficeをアンインストールし、その後再びインストールまでしました。

しかし、どうしても何をやっても結局は、

製品のライセンスを確認できませんでした。コントロ-ルパネルを使ってOfficeプログラムを修復してください。

という恐ろしいメッセージウインドが出現するということの繰り返しで、解決策を見つけることができず、昨夜は諦めて仕事を終えることにしました。

そして、翌日の今日、昨日調べた時、このうような最悪の時の最終手段として、更新したWindowsアップデートを更新前の状態に復元するということを試してみることにしました。

すると、今度はOfficeの各ソフトを起動しても例の恐ろしいメッセージウインドウは現れず、昨夜Windowsアップデートを行う前の状態と同様にOfficeをスイスイ使うことができるように戻っていました。

いや~、何だったんでしょう。この半日は・・・汗、涙、涙、涙

これまでも、Windowsアップデートを行うと大きな不具合が出てしまい、それまで普通にできていた作業ができなくなる、ということを時々耳にしたことがありましたが、まさか自分がそうなるとは思っていなかったため、本当に冷や汗をかきましたが、ある意味良い勉強になりました。

昨夜、ネットで検索して同じようなトラブルに見舞われた方々のQ&Aのやり取りを幾つも拝見しましたが、Windowsを作っているマイクロソフトに聞いてもほとんど役に立つアドバイスをもらえなかったというコメントもあったため、それならばと今後のためにも、先程いつもパソコンを購入している某家電量販店の担当者の方へ電話をし、今後に向けた対応策を調べてもらうことになりました。

Windowsのパソコンを使っている限りは、どうしてもWindowsアップデートをしなければ、いづれパソコンの性能が使い物にならなくなってしまうため、このまま放置することはできませんので。

良い解決策が見つかったらまた共有させて頂きたいと思います。

明日に向けて!

道具を使っている限りは、特にパソコンの基本ソフト(OS)のような独占的メーカーからの一方的な更新プラグラムの配信に頼らざるを得ないような道具においては、いざという時に、メーカー以外に相談できるところを確保すると同時に、代替手段やその道具に頼らなくても仕事が回せる仕組みを確保しておく、ということの重要性を痛感しました。

でも、これって、仕事以外でも同じですよね。

あまり一つの物事に頼り過ぎるな、という大きな教訓を得たと思います。

そして、もう一つ、いざ何か起こった時に相談できる先を確保した上で物事を始めることの大切さを改めて学んだ気がしております!